仲程長治:琉球写真家

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2014年6月1日日曜日

墓参り?


先月頭山口県に住む姉から連絡が入りました。
姉が相続した実家の家、長年空き家状態にて市役所から売却 or 賃貸などのお考えはございませんか? 宜しければお手伝いを致しますが・・・と手紙が来たそうです。
「一度見に行きたいから貴方も来て!」・・・姉のお言葉には逆らえません!(笑)


誰よりも努力をして一代で材木屋として形を成した父が終の住処として建てた家、放置(父母が特老に入居)して7年も経つのに何時迄佇んでも落ち着くのです。

姉は如何する気なのなか?
家具も家電も衣類も寝具も今父母が戻って来ても直に生活が出来る状態なのです。

取り敢えずは中を奇麗にして、と姉は言うけれど・・・大変だよ!
義父母の後始末を経験した自分には解るんです、あまりにも思い出が多過ぎて・強くて整理なんかちっとも進まないのです。

「此処は思い切ってプロに任せた方が良いよ・・・。」とは言ったけど、姉は納得しないみたい。
「時間を掛けても・何度も足を運んで自分で片付ける。」と言うのです。
「良いよ好きにしたら、姉さんの納得する形が多分一番良いと思うから。」

父母の墓は実家の畑の隅に初夏の厳しい日差しを受けて微笑んでいました。
頭から持参のお水をたっぷりと掛け線香を手向けます。

今夜は蓼科のお友達のペンションに泊まると言う姉と茅野の駅で別れ「あずさ」を待ちます。
駅ビルの茶店で「ローズのジェラード」を・・・
以前行きつけの寿司屋の主人が一押しの日本酒を購入、渡す宛ての無いお土産かな?(笑)

「あずさ」の車窓からは田植えの終わったばかりの小さな田圃が点々と見えます。

少しばかり微睡(まどろ)み目を開ければ列車は何時しか都会の中をひた走っていました。
気付けば左目と頬に真っ赤な夕日が突き刺さるように追って来ました・・・が、何故か今日は笑って見つめて居られたのです。
もうこの世には居ない父母・・・でもまだ親孝行が出来るような気がします。
そう誰の為にではない、父母と自分自身の為にね。(笑)